土台
基礎立ち上がり天端高さを90cm間隔で測定し、
高さに調整した基礎パッキン(基礎コンクリートと
土台材に空気層をつくる材)を設置して土台を据え付けます。
この段階でミリ単位の高さ調整をすることで、
ここから立ち上がる骨組みがすべて水平になります。
土台材には天然乾燥の4寸角桧材。
土台用に挽いた特赤の桧材(断面積に対する芯材(赤身)割合が
9割以上の材)です。一定の含水率になるまで天然乾燥させた木材は、
耐久性や防虫性に優れた必要樹脂な成分を残し、
安定した木材の形状を保ちます
大引き材の束材と土間コンクリートとの接地面は、調節のボルトを介し不陸の際のレベル調整が
出来るよう工夫されています。また、建物外周の土台廻りには抗菌効果のある銅板を挟み込みカビなどの発生を予防しています。