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今回のお話は、一枚板のテーブルのお話

自然素材の良さが見直されて、家具や小物なども素材の風合いを活かした製品が好まれるようになってきました。使い続けるほどに味わいを増し愛着が生まれる部分にこそ、ものを大事にするエコロジカルなライフスタイルにつながるヒントがありそうです。一枚板のテーブルはまさに一生使える価値あるものですね。テーブルの用途に使用できる巾が取れる盤木には樹齢何百年にもなる太さの原木が必要ですし、それも国産材でとなるとさらに希少性は増します。その中で在庫が約150枚という枚数は、「今後は絶対に出てこない」という考えで長い間、地道に買い付けてきたもの。どんな樹種があるのか?また、気になるお値段は?なども知りたいところです。

一般的に座卓やテーブルに必要な巾は80センチ〜85センチ。この巾を一枚の板で取ろうとすると直径が90センチ〜1メートル!の太さの木が必要になります。簡単にいうと、下図の通りで芯材は使えませんので除かれます。上下4枚がテーブル巾が取れる大きさになり、5・6枚目は机やカウンター材にまわされます。















在庫の樹種はケヤキ・トチ・クス・青森ヒバ・スギ・センなど約150枚ですが、他にも外国産材ではありますが、タモやナラ、ウォールナットなどもあります。すべて充分に寝かせて含水率を下げた材を買い付けていますので、すぐに製作に取り掛かれる状態になっています。実際に見て触れてもらい気に入ったものを手に入れていただければと思います。テーブルのお値段は、樹種や大きさ、節の有無などありますが、テーブル脚を付け、仕上げまで含めて20万円くらいから製作できますので、お気軽にご相談ください。

 「一枚板のテーブル」

人に、環境に、家計に
やさしい家づくりの話
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   2月25日掲載

タウンニュース記事の解説