今回の「雨戸まるごと交換」はいかがだったでしょうか。あくまで雨戸廻りの改修工事の一例ですが、何度も修繕を繰り返すよりも、一度の工事でしっかりと改善したほうが、最終的にお客様にメリットがあると判断し工事の提案をいたしました。「塗り替え工事用の足場がかかっている今でしょ(笑)」というノリではありませんが、本来必要な足場設置費用がかからず、2階の雨戸廻り5か所!もスムーズに工事ができたこと、継ぎ目なく仕上がった塗装面についても、お客様にご満足いただけた様です。なにより雨戸の開閉が楽になったと喜んでいただけたのが何よりうれしい工事でした。
なんとかならない?ピノキオさん!シリーズ 「雨戸まるごと交換の巻」は
これにて、一件落着!
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上の写真のように傷んだ木部や戸袋を取り外して、事前に寸法に合わせて注文したアルミ製雨戸枠を取り付け(ここまで約2時間)ました。あとは枠廻りを防水処理してモルタル補修を行ったあとに、既存外壁の模様にあわせたパターンをつけ塗装して完成。特に今回は外壁塗装時に合わせての工事でしたので、交換工事に必要な仮設足場設置費や部分的な塗装工事費がかからず、取り換え工事単体での工事費用と比較するとかなりお得に!
上の写真のように戸袋の中も長年の雨戸の出し入れで、底板がだいぶ削られている様子。戸袋には雨戸が2枚3枚と収納されているので、これでは中々雨戸が出てこないですね・・・
上の写真のように目視できなかった部分が傷んでいます。さらに雨水の侵入で戸袋のモルタル下地も変色していますのでいずれ傷みが出てくることが予想されます。
さらに・・・
上の写真のように木部の交換・修理が必要な状態何か所か確認できました。
お客様に写真を交えながら修繕方法を提案しました。しかし、修理箇所が多いことと、まだ10年以上は住み続けることなど考慮してリフォーム用のアルミ製雨戸枠・雨戸セットに取り換えてみてはどうかと提案したところ快諾。
外壁塗装の足場もかかっている今ならその分の費用もかからないメリットもあると説明。早速、取り換え工事を始めてみると・・・

タウンニュース記事の補足

一日の始まりの多くは雨戸を開けることから。それがスムーズにいかないとなんだかモヤモヤしますよね(笑)。長年の使用で雨戸の木枠が傷んで削れたりしてくると、どうしても雨戸がうまく走らなくなります。また、雨戸が収納される戸袋も底板が傷んでくると、雨戸が出にくく入れにくい状態となってきます。傷んだ木部の修理や戸車の部品交換など、住まいの状況やお客様のご要望に応じて修繕法法を提案しますが、なかなか根本的な解決には至らず、修繕しても別の部分が傷んできたりと正直悩ましい部分なんです。さらに放っておくと傷んだ木部から雨漏りの原因となることもあります。
今回の「なんとかならない?ピノキオさん!」はそんな雨戸廻りのお話。

今回のお宅は、外壁塗装のリフォーム工事のご依頼があり、塗り替え作業のための仮設足場をつくっていました。塗装工事に入る前に、雨戸の開け閉めがしづらく、木部の腐朽もみられるということで点検することに。すると・・・